ロケ地探訪(第5回) 「旧茂木家住宅」 -茨城県水戸市-
きっちょむです。こんにちは!!
今回ご紹介するロケ地は、
「茨城県立歴史館」の敷地内にあります。
「茨城県立歴史館」 水戸市緑町2-1-15
http://www.rekishikan.museum.ibk.ed.jp/
銀杏並木が少し黄色く色付き始めていました。
(10/28 撮影)
紅葉の最盛期には、黄色い落ち葉が、まるで黄金の絨毯のように広がります。
ロケ地へは、歴史館本館の裏手「旧茂木家住宅」への案内板に沿ってお進み下さい。
すると「旧茂木家住宅」が現われますが、ここは後ほどゆっくり見学することにして、そのまま裏山に進んで下さいね。 ほら、何やら見覚えのある道が!!
Scene70 越後街道(夜)
関鉄之介、寝る間も惜しんで歩いている。
鮎沢の声「葛西新宿の高橋様の隠れ家まで至急こられたし」
夜、関鉄之介が提灯を持って走っているカットが撮影されたのがここなんです。
つまり、先日からロケ地探訪でご紹介している「関鉄之介が越後・水原村から江戸へ急いで戻るシーン」は、ここ「旧茂木家住宅の裏山(水戸市)」→「久慈川(大子町)」→「那珂川(城里町)」と繋がって、そして、そして、
関鉄之介がゼェゼェいって駆け込む「葛西新宿・高橋の隠れ家」が、ここ「旧茂木家住宅」なんです!!
Scene73 葛西新宿・高橋の隠れ家
旅姿の鉄之介、疲れ果てた顔で庭先へ崩れこむ。
鉄之介「荘左衛門、水を一杯」
映画の撮影時には、垣根を外したり庭に樹木や庭石を装飾してましたので、ちょっと印象が違うかも知れませんが、この違いを肌で感じるのもロケ地巡りの楽しみ方の一つです。
9:30頃~日没までは、建物の中も見学することができます。
(部屋に上がる事は出来ません)
この建物の中で撮影されたシーンの中で、印象的なセリフはきっとこれでしょう。
Scene88
葛西新宿・高橋の隠れ家
鉄之介「・・・・・・はっ、私もそのお仲間にぜひ!」
鉄之介、その決死の眼差し。 この囲炉裏がとても印象的ですよね。
この建物の中の雰囲気がとてもよくわかるのが、こちらのシーンです。
Scene82 高橋の隠れ家
茅野「京都留守居役の鵜飼殿親子が捕らえられました。
さらには梅田雲浜殿も・・・」
T 世に言う「安政の大獄」の始まりだった。
この他、関、杉山、増子、黒沢の4人が、各藩を説得する使者として大役に選ばれたシーンもここで撮影されています。
映画を観て、ロケ地巡りをして、また映画を観ると、かなり感動です!!
歴史館で茨城の歴史を勉強して、そして気持ちよく庭園を歩いて、このロケ地も是非ご見学になって下さいね!!!
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