ロケ地探訪(第4回) 「那珂川」 -茨城県城里町-
茨城県城里町と常陸大宮市にまたがる
「御前山自然公園」
清流・那珂川と御前山とのおりなす光景は、京都の嵐山に似ているところから「関東の嵐山」と呼ばれ、四季を通じてハイキング、カヌー、バーベキュー、アユ釣りなどの場として親しまれています。
そして!これからの季節、紅葉スポットとしてもオススメです!!
この御前山にもほど近い那珂川のほとりで、映画『桜田門外ノ変』のロケが行なわれました。ロケが行なわれたのは、下の航空写真「ロケ地①」と「ロケ地②」の部分になります。近くまでは、
「道の駅かつら」を目印にして下さい。
(航空写真は、クリックすると拡大されます)
水戸方面からは、国道123号を「桂運動公園」という案内標識に沿って右折して下さい。
ちょっと分かり難くなっておりますので、
国道よりの右左折時には、急減速して追突などされないように十分にご注意をお願い致します。
道なりに進むと、未舗装道路になり、竹が生い茂るゆるやかなS字カーブが現われます。ここが「ロケ地①」 ここを関鉄之介(大沢たかおさん)が駆け抜けました!!
撮影風景はこちら。
予告篇でも印象的だった、関鉄之介が笠を手で押さえながら走るシーン。
越後・水原村から江戸へ急いで戻るシーンの中の1カットです。
『ロケ地探訪』(1)「久慈川」(大子町) と連続する一連のカットですね。
大沢たかおさんは、「武士としての走り方」はとても難しく、体力という意味ではなくて、すごくエネルギーを使ったとおっしゃってました。今みたいに腕を振って走るわけじゃなく、頭の笠を押さえ、がんがん揺れる刀を押さえての走りは、確かに難しいですよね~。
そして、もう1ヶ所。
なだらかな山々を背景に、これまた「走る」シーン!!
先ほどの場所から那珂川方向を見るとこんな感じになってます。この矢印部分の道が「ロケ地②」になっています。
写真では分かり難いですが、普通自動車では行けないような悪路(河原)になっていますので、ご注意ください。
ちなみに、きっちょむは、ロケハンのときスタッフさん4人を乗せて、普通自動車でこの河原を走ってクルマの下をゴツゴツ擦りまくり、スタッフさんから「だ、大丈夫デスカ・・!?」「降りましょうか・・・!?」とご心配いただきました。(笑) いいんです!! こういう傷は、私にとっては勲章なんです!!
さて、この地での撮影は、このような道。那珂川を背にしたカメラアングルでの撮影です。
こちら撮影準備風景。
凹凸の激しい道路にレールを敷いての撮影です。
撮影風景萌えのきっちょむは、こういうレールを敷いての撮影はたまりません。
ここ城里町でのロケは、久慈川(大子町)ロケと同じ日に行なわれましたので、この日、大沢さんは、一日中走っていたのですねぇ。
御前山の紅葉を楽しみがてら、ちょっとこのロケ地に寄り道して下さいね!!
きっちょむでした。
-関連記事-
・『ロケ地探訪』(番外編)「大沢穴観音」(大子町)
・『ロケ地探訪』(第1回)「久慈川」(大子町)
・『ロケ地探訪』(第2回)「袋田の滝」(大子町)
・『ロケ地探訪』(第3回)「常陸第三宮 吉田神社」(水戸市)