ロケ地探訪(第1回)「久慈川」 -茨城県大子町-
台本に二重丸を書いたというほど、大沢たかおさんが台本を読んでとても大事なシーンだと感じられた
「走る」シーン。
映画をもうご覧になられた方は記憶に残ってるかと思いますが、関鉄ノ介が越後・水原村から江戸への道を急ぐシーンが5~6カットありましたよね?
大沢さんは
「時代を走り抜けるという意味も含めて、この作品の関鉄之介にとってとても大事な部分」と語っていらっしゃいます。
映画のパンフレットでも大沢さんが
「『映画ってポスターを撮っているんだな』と自分が出ている作品で初めて思いました」と語られている通り、この「走る」シーン然り、1カット、1カットを連続ポスターのように、とても拘って撮っています!!
でも実はこれ、台本ではほんの2行です。それをここからイメージを膨らませて、たっぷり時間と労力を掛けて丁寧に撮っていくんですね。
「走る」シーンの拘り様は、そのロケ地をみても一目瞭然です。直前の夜道のシーンも含めると、なんと!!
水戸市、
大子町、
城里町と、茨城県内3市町へまたがって撮影されてるんですヨ。
その中で、今回ご紹介するロケ地で撮影されたシーンはこれです!!
そういえば、予告篇にも使われている映像ですね。予告篇にこのシーンが含まれていることで、作品全体の切迫した雰囲気が伝わってきますから、やはり重要なシーンであるという事は今更ながら納得です。
場所はこちら。茨城県大子町の久野瀬地区。国道118号線「袋田の滝入口」から北西約500mのところです。(地図をクリックで拡大)
ロケ地へ行くには、こちらの中古車販売店「ウィーズ」様を目印にして下さい。
この矢印部分の道を入ります。
ついでに、クルマを1台いかがですか!?
すると、すぐ久慈川に掛かる小さな橋があります。
この橋も、映画やドラマのロケに使えそうな良い雰囲気♪
ロケ地は、この橋の手前、左側になります。
こちらのロケ地は、私たち『桜田門外ノ変』映画化支援の会が地道にロケハンをした数多くの候補地の中から、佐藤純彌監督をご案内して、そして採用していただいたロケ地なんですよ!!(^^)
このように、私たちの活動は、これまでのようなロケの受け入れという形ではなく、攻めの姿勢で積極的に映画づくりにも参加してきました。
映画の撮影では、この写真の左側にある秋草の中を、関鉄之介(大沢たかおさん)が駆け抜けて行ったのですね。
関鉄之介になりきりたい方は、どうぞ思う存分、秋草の中を走りまくって下さい!!(笑)
以上、きっちょむでした。
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