きっちょむです。お暑うございますぅ。(熱帯夜の連続にバテバテ・・・)
前回の
「完成報告会」詳細レポ(1) 茨城県知事・橋本昌様ご挨拶に続きまして、
詳細レポ第2回・佐藤純彌監督のご挨拶をご紹介します!!
司会者:
それでは映画『桜田門外ノ変』完成報告会に駆けつけて下さいました、監督並びにキャストの皆様にご登場頂きましょう!! まずはこの方からご紹介致します。この作品でメガホンを取られました名匠・
佐藤純彌監督です。そして『桜田門外ノ変』井伊直弼襲撃計画の同盟者の一人、水戸藩士佐藤鉄三郎役・
渡部豪太さん。渡部さんは茨城県日立市のご出身です。そして『桜田門外ノ変』事件後逃亡を続ける関鉄之介を支援する、袋田村の大庄屋主人桜岡源次衛門役・
本田博太郎さん。本田さんは御当地水戸市のご出身です。そして井伊直弼襲撃の実行部隊の一人、重要な井伊直弼の首を取ったことを見届ける検視見届役、水戸藩士岡部三十郎役・
渡辺裕之さん。渡辺さんも御当地水戸市のご出身でいらっしゃいます。そして最後のご登場になります。ちょうど一五〇年前の安政七年三月三日、ここ桜田門外で江戸幕府大老井伊直弼を襲撃、その襲撃現場の指揮を取った、水戸藩士関鉄之介役を演じられました
大沢たかおさん。完成報告会に駆けつけて下さいましたキャスト・監督の皆さんです。どうぞ大きな拍手を今一度お送り下さい。本当に今日はよろしくお願い致します。
それではこれからマスコミの方々の写真撮影をさせて頂きます。恐れ入ります、もう少し中央に、大沢さんを中心に、中央にお寄り頂きまして、正面をどうぞお向き下さい、お願い致します。
それではお集まり頂いた皆様にこれからご挨拶を頂戴したいと思います。ではまず始めに、映画『桜田門外ノ変』脚本・メガホンを取られました佐藤純彌監督です。お願い致します。
佐藤純彌監督:
こんにちは、佐藤純彌と申します。
この映画が企画されたのを知ったのは約2年前になります。そして、水戸のこの桜田門に来て撮影を始めたのは今年の1月20日でした。映画というのは必ずしもご覧になっていただく順番通りには撮らないものですが、今回も映画のラストシーンである官軍が桜田門に入場するシーンから撮り始めました。その時はまだ雪は無かったのですが、それを撮り終わってから今度は雪景色にして、最初の襲撃のシーンを撮りました。
その時の感想は「あの時は寒かった」と、そして今の感想は「今日は暑いな」というのが率直な感想です(笑) 映画をご覧になるとお分かり頂けると思いますが、相当激しい乱闘シーンになっていますので、あの寒い時期の撮影は、チャンバラする俳優さん達は本当に大変だったと思います。
それから2月に入ってからも、まだ茨城県内各地で撮影が続きました。私自身が一番、もうこんな年寄りなんですけれど、その撮影の間ずっと、私を支えてくれたのが水戸の人達、茨城の人達の熱い想い、さらにボランティアで遠く京都まで応援に来て下さった方々、そのような想いが私を支えて下さったと思っております。
ところで、伝え聞くところによりますと、茨城県の知名度は大変残念ながら全国で45番目らしいのですが、この映画を作るきっかけになったのは、ある茨城県民の“ぜひ茨城県の知名度を上げたい”という熱い想いからだと聞いております。
この映画で茨城県の、そして水戸の知名度が少しでも上がってくれれば、私としては何かお役に立てたのかなと思っております。
映画は2時間17分とちょっと長いですが、きっと皆様方、飽きることなくご覧になっていただけると思います。今ここにいらっしゃる俳優さん達の熱演をご覧になって頂けると、映画を観たあと1,800円は高くなかったと思って頂けるのではないかと思いますので、ぜひ劇場まで足をお運び頂きたいと思っております。
本日は暑い所、どうもありがとうございました。
【写真】撮影現場でエキストラの配置にも的確な指示をおくる佐藤純彌監督
司会者:
ありがとうございます、佐藤監督でした。では続きまして、『桜田門外ノ変』計画同盟者であります水戸藩士佐藤鉄三郎役を演じられました、渡部豪太さんです。
次回は渡部豪太さんと本田博太郎さんのご挨拶を紹介させていただきます。お楽しみに!!
<記事編集協力>
『桜田門外ノ変』映画化支援の会 事務局ボランティアスタッフ